Episodes 26

1

北の荒鷲・松山光

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April 11, 198525m

先取点を奪われたふらのは本来のパスワークを生かしきれず、ノーマークでのシュートすら外してしまう始末。1対0のまま前半を終えたふらのは、果敢にゴールを狙うが、またしてもシュートは決まらない。パスミスを連発し、チームワークもフォーメーションもボロボロになってしまったふらのの元に、観客席にいた翼の声が届いた。「あせるな、ふらの!」知らず知らず石田の挑発に乗ってしまっていたことに気づいた松山は、その言葉でようやく目を覚ましたのだった。仲間とともに雪の降り続く故郷で厳しい練習を続けてきた自分たちが、こんなところで負けるはずがない。松山の渾身のロングシュートが決まった。そして次のシュートチャンス。松山は今日2度のシュートミスをしている小田に全てを託した。

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2

ベールをぬいだ怪童次藤洋

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April 18, 198525m

劇的な逆転を決めたふらの中は、無事ベスト4に進出。いよいよ南葛中と比良戸中の対戦が始まった。比良戸のキックオフで試合は始まるが、比良戸はボールをキープするだけで一向に攻撃をする様子がない。南葛陣内へ走ったのは佐野ただ一人。業を煮やし、ボールを奪おうとした滝は比良戸中のDF次藤洋のパワー溢れるディフェンスに激突し、倒れ込んでしまう。「比良戸中の本当の力を見せてやる!」次藤はセンターサークルからゴール目掛けてボールを蹴り上げる。ど真ん中のシュートコースに安心する森崎だったが、横から飛び出してきた佐野がボールのコースを変えてシュート。先取点を奪われた南葛は、その後も次藤のパワーディフェンスによって翼、来生と次々に吹き飛ばされてしまう。そして再び、次藤と佐野のコンビプレイが炸裂した!

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3

羽をもがれたフィールドの鷹

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April 25, 198525m

前半早くも2点を奪われた南葛。次藤のディフェンスによって肩を痛めながらも、翼は懸命にボールを運ぶ。だが、攻めの中心である来生と滝も、次藤との接触プレイで負傷してしまった。井沢がそんな彼らのフォローに当たったことで、翼はなんとかシュートにまでこぎつけることが出来た。しかしそれを阻もうとした次藤のショルダーチャージが翼を直撃。ボールは無常にもゴールポストに当たり跳ね返った。再び肩を強打してしまった翼は、グラウンドにうずくまったまま動くことが出来ない。倒れ込んだ翼の脇をすり抜け、オーバーラップした次藤はまたもロングシュートを放つが、今度はボールに威力がない。これなら止められる。そう思われた次の瞬間、なんとボールは地面にワンバウンド。バックスピンしたボールには佐野が向かっていた!

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Crew 0

Directed by: No director has been added.

Written by: No writer has been added.

Guest Stars 0 Full Cast & Crew

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4

絶妙のタイミングで佐野がシュートを決めた。3対0。絶体絶命のピンチに、翼は立ち上がることが出来ない。V3をものにして、ブラジルに行くという夢はもう叶わない――。希望を見失った翼の脳裏に、ロベルト、若林、岬の姿が浮かんだ。弱気になる翼に、彼らは呼びかける。あきらめるのはまだ早い。翼にはまだドライブシュートがある!と。すでに消えかけていた翼の闘志がよみがえる。後半戦、すでに余裕をみせる比良戸中に向かい、翼は弾丸のようなスピードで攻め込んでいく。「オレのドライブシュートを初めてくらうのはキミたちだ!」執念のドライブシュートがついに決まった。1点を返し意気の揚がる南葛は、井沢とのコンビプレイで翼が再びドライブシュート。立て続けにゴールを奪うのだった。

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5

激突!ゴール前の死闘

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May 9, 198525m

試合再開のキックオフ。次藤はDFにも関わらずセンターサークルにまで上がってきた。次藤の蹴ったボールがまたしてもバックスピンをかけてゴール前の佐野に渡される。しかしこれをいち早く察知した翼の指示により、森崎が無事セーブ。次藤と佐野のコンビプレイをみごとに打ち破った。勢いに乗って反撃に出る南葛は翼の3本目のドライブシュートで同点を狙う。それを次藤が顔面で受け止めた! 出血をしながらも不敵に笑う次藤。「わしを本気にさせる奴が現れた」喜びを感じる次藤だが、南葛はチーム一丸となって翼へボールを集めていく。肩と足の古傷の痛みに耐え、翼はドライブシュートを撃ち続ける。そして6本目のシュート。体当たりで止めに入った次藤に直撃したボールは、彼の体ごとゴールラインを割った。

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6

不滅のチームワーク

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May 16, 198525m

同点に追いつきながらも、翼のドライブシュートは決定打を決めるには至らない。自分のふがいなさを責める翼に仲間達は力強い言葉を投げ掛ける。「あとはオレ達に任せろ」と。翼を休ませることにした南葛イレブンは、命懸けでゴールを守る。やがて回復の兆しを見せた翼は佐野のオーバーヘッドをブロック。あと1本、なんとしてもドライブシュートを決める。佐野のスライディングもなんとかかわした翼だったが、突如傷の痛みがよみがえった。体勢を崩した翼に再度岬たちの声が響く。「サッカーは一人でやるものじゃない」勝利を目指すあまり見失っていた大切なことに気づいた翼は、すかさず来生へとパス。足の間をすり抜けることで次藤のディフェンスを回避した来生が、滝へ絶妙なセンタリング。逆転のシュートが鮮やかに決まった。

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7

燃えあがれ!ベスト4

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May 23, 198525m

試合はまだ終わってはいない。最後まで攻撃の姿勢を崩さない比良戸中。その努力も空しく、試合終了を告げるホイッスルが鳴り響いた。死力を尽くした両チームに、観客からは温かい声援と拍手が送られるのだった。試合後、会場を後にする比良戸中イレブンは、医者の家へ治療に向かう途中の翼と遭遇。次藤はそんな翼に向かい「お前を倒すまでサッカーはやめない」と宣言し、固い握手をかわす。一方、一足先にベスト4進出を決めていた各チームは、準決勝を前にそれぞれの思いを抱えていた。南葛よりもチームワークでは上だと自負するふらの中。かつてのチームメイト、若島津やタケシの弱点を知り尽くしている明和東中。そして東邦学園では、日向抜きの準決勝をなんとしても勝ち上がらなければと、タケシが眠れぬ夜を過ごしていた。

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8

若島津・無念の初失点

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May 30, 198525m

準決勝第一試合は日向の出場しない東邦学園と明和東中学の対戦。明和には小学生時代に若島津やタケシ、そして日向とともにプレイしたことのある選手が多数存在する。元チームメイトの動きを完全に読んでいる明和は、序盤からパスカットを連発。得点を奪わないまでもゴールを脅かす明和に、タケシは焦る。結局東邦は無得点のまま前半を終えてしまう。後半に入ってもタケシの焦りは消えず、ゲームメイクに迷いが生じ始めた。そんなタケシにつられたのか、東邦イレブン全体に動揺が走り始める。ここぞとばかりに全員が攻撃に加わった明和は、ゴール前での混戦からこぼれたボールをシュート! かろうじて若島津が弾いたボールをクリアに向かう東邦。しかし明和は全員がかりのスライディングシュートで、貴重な1点を先取したのだった。

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9

オリの中の猛虎・小次郎

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June 6, 198525m

先取点を奪われたことで、ベンチ入りしていた日向は思わずグラウンドに駆け出そうとする。それを止めようとする監督に、日向は苛立ちを隠せない。「頼むから勝ってくれ! 決勝には必ず出る!」試合に出ることが出来ない日向の苦しみと願いが、仲間たちに届いた。東邦イレブンは自分たちの底力を見せてやろうと決意を固めるのだった。後半戦に入って、東邦は前半とは打って変わった機敏な動きを見せ始める。弱気になっていたタケシも、明和FC時代の厳しい特訓に耐え抜いた、当時のままの強い精神力を復活させた。シュートコースを読まれても、タケシはとっさの判断でパスに切り替える。それを反町がボレーシュート。他の誰でもない、ベンチにいる日向のための1点がついに決まった。

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10

怒りのタイガー軍団!!

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June 13, 198525m

同点に追いつき反撃の布陣を敷いた東邦に、監督が出した指示はこのまま1点を守り抜けというもの。PK戦になれば、若島津のいる東邦学園は確実に有利だ。しかし日向はクリアなど考えずにボールを取れとタケシたちにアドバイスを送る。明和のスライディング部隊に対抗し、東邦はディフェンス陣総出でボールを奪う。日向の言うとおり攻撃に専念した東邦だったが、明和はその隙を狙ってカウンターアタックを仕掛けた。攻めに気を取られ、守りががら空きになってしまった東邦。だが、東邦陣内にはまだ若島津がいた。ゴールを飛び出しシュートを防いだ若島津は、そのままドリブルで攻め上がっていく。タケシや反町との連携プレイによってボールは再び若島津に渡り、シュート! 決勝進出を決めるあざやかな逆転ゴールだった。

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11

岬太郎のヨーロッパ便り

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June 20, 198525m

若島津の活躍を見ていた南葛イレブンは、自然と若林の噂話に花を咲かせる。そこへ届いたのは岬からのエアメール。――父のスケッチの旅に同行しイタリア・ナポリに向かった岬は、のびのびとサッカーをしている少年たちと出会った。アンドレというCFがいるそのチームは、結成したばかりでまだ試合には勝ったことがないという。そんな彼らを目の敵にしているチームとの試合。岬は成り行きでアンドレたちのコーチを引き受けることになった。まだまだ未熟な彼らに岬は「ボールは友達。どんなことがあってもあきらめずに試合に勝つんだ」と教えるのだった。岬の指導を忠実にこなしたアンドレたちは、みごと試合に勝利。喜ぶ彼らの姿に南葛の仲間たちを重ねた岬は、来年こそみんな一緒にサッカーをしようと手紙に綴ったのだった。

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準決勝第二試合を控え、見上と片桐はヨーロッパ遠征の代表選考について語り合っていた。浦辺たちを中心とした大友中カルテット。そして荒削りながらもこれからの可能性を大いに秘めた新田瞬。東京都大会で若島津から2点を奪った三杉淳。難波中の中西を破った早田誠には、翼も苦戦したカミソリシュートという武器がある。そしてコンビプレイが光る立花兄弟と比良戸中の次藤、佐野。チームワークNO.1のふらの中。どのチームにもセンス溢れるプレイヤーが揃っている。しかしやはり注目するのは南葛中と東邦学園の選手たちだ。翼や日向、若島津はもちろん、東邦の沢田タケシ、南葛の井沢、来生、高杉、滝、そして石崎。これからの準決勝・決勝での彼らのプレイに、見上と片桐は大きな期待を寄せていた。

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13

フィールドに翔べ!鷲と鷹

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July 4, 198525m

南葛からのキックオフで、準決勝第二試合が開始。序盤からMFでキャプテン同士の翼と松山が熾烈なボール争いを展開。パスを出した時点でボールを奪われてしまうと考えた翼は、松山のスライディングタックルをかわして攻め込もうとする。しかしこの1本目のタックルはフェイントだった。松山の一人時間差。不意をつかれた翼はケガの影響もあって転倒してしまう。「でもオレは負けない!」素早く翼がマークに向かうも、これに気づいた松山はチームメイトにパス。ふらのはそこから得意のチームワークを生かし、パスを回していく。だが、思わぬ伏兵・石崎がこれをカット。ボールは翼に託された。チームの士気を高めるためには、キャプテン自らが先取点を奪わなければ。翼はドライブシュートを撃とうと身構えるが……。

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14

ドライブシュートは松山に止められてしまった。こぼれたボールを巡って火花を散らす両チーム。この混戦の中から井沢がボールを奪い中央へパス。スライディングで飛び込んだ来生がシュートを放った。ふらのDFがこれをクリアするも、翼がインターセプトしもう一度センタリング。今度は井沢のヘディングシュート。しかしこれも決まらない。こぼれ球は松山の元へ。ふらのはここでフィールドプレイヤーが全員攻撃に参加する「なだれ作戦」を決行。南葛は懸命にシュートをクリアするが、ふらのはそれを次々とカバー。森崎がかろうじて弾いたボールに突進する松山と翼だが、このチャンスをものにしたのは、チームメイトとのコンビプレイを見せた松山だった。ゴールまではまだ距離がある。しかし松山は思い切ったロングシュートを見せるのだった。

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15

勝利への逆襲

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July 18, 198525m

先取点を奪われてしまった南葛は、翼のケガの痛みが再発したこともあり危機感を募らせる。それでも翼は井沢からのボールをなんとかダイビングヘッドで押し込もうとするが、松山のブロックがこれを阻止。こぼれたボールを運ぶ松山に必死で食らいつく翼。キャプテン同士のボールの奪い合い。翼はここで松山の技であるフェイントタックルを繰り出した。再びボールをものにした翼がドライブシュートの体勢に入る。松山の懸命なブロックで、ボールは宙に舞った。ここで翼の十八番、オーバーヘッドキックが炸裂。同点ゴールが決まった! 翼のシュートによってチームの団結力を強めた南葛は、後半戦に入り井沢がダイビングヘッドで執念の逆転ゴールを奪う。喜び合う南葛イレブンだったが、翼のケガは予想以上に悪化しており……。

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16

猛攻!四連続シュート

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July 25, 198525m

痛みに苦しむ翼を気遣う南葛イレブンだったが、翼の闘志は燃え尽きてはいなかった。「オレはこのまま松山をマークする。だからみんなは他の選手のマークを頼む」それは翼のチームメイトに対する信頼が生んだ言葉だった。ケガをしているにも関わらず勢いの衰えない翼に、ふらのイレブンは戦意を失い始めた。そんな仲間たちに松山は自らの思いを語る。この試合が終わったらみんなそれぞれ別の道を歩む。だからこそすべてを出し切って戦いたいんだと。松山の気持ちを知ったふらのイレブンは今まで以上のチームプレイを発揮し、井沢、滝、来生のシュートを立て続けにクリア。そしてさらに翼のドライブシュートを松山が体を張ってブロック。ボールごとゴールへ吸い込まれそうになる松山を、ふらのはゴール前にいた全員で受け止めるのだった。

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17

傷だらけの翼よみがえれ不死鳥

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August 1, 198525m

後半戦もあとわずか。チームワークをより強固にしたふらのは、なだれ作戦で最後のチャンスに打って出る。ボールをキープした松山と、なんとしてもそれを止めたい翼。またしてもキャプテン同士の争いだ。その時、激しいショルダーチャージが翼の痛めた左肩を直撃する。倒れ込む翼を抜き去り、松山はロングシュートと見せかけてゴール前にパスを送った。このボールにふらのは数人がかりで殺到。同点ゴールが決まった。弱気になる南葛イレブンだったが、次の瞬間、倒れ込んだまま動く気配のなかった翼がふらふらになりながらもようやく立ち上がった。「まだ試合は終わっていない。試合が再開したらすぐにオレにパスを……」キャプテンの強い意志に従い、試合再開後すぐにボールは翼へと渡される。センターサークルからの超ロングドライブシュートだ!

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さらば北の戦士

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August 8, 198525m

決まったかと思われた翼のシュートはゴールポストに当たり惜しくもゴールならず。しかしボールは地面にワンバウンドし、強力なトップスピンを描いてついにふらのゴールに突き刺さった。南葛は3年連続決勝進出を決めたのだ。試合終了と同時に倒れ込みそうになった翼を支えた松山は、あのボールは最後まで勝負を捨てなかったおまえ自身だと、ライバルの勇姿を賞賛。その頃、ふらののマネージャー・美子は、父親の転勤先であるアメリカに旅立つ準備を始めていた。ふらのの選手たち、そして思いを寄せる松山にも別れを告げずに……。だが、試合前に渡されたハチマキに美子からのメッセージを発見した松山は、急いで美子の乗ったタクシーを追いかける。やがて成田に辿り着いた松山は、このハチマキをずっと大切にすると誓い、笑顔で美子を送り出すのだった。

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19

猛虎の挑戦状

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August 15, 198525m

東邦学園に戻った選手たちを歓迎する校長や在校生たち。今まで温存してきた日向を使えば決勝も楽勝だと言う彼らに、北詰監督は日向を出す気はないと頑なな姿勢を崩さない。そんな北詰のもとに届いた一通の手紙。差出人は日向を沖縄へ呼んだ張本人、吉良監督。内容は日向を試合に出させてやってほしいというもの。若島津たちも日向の復帰を懇願するが、北詰は首を縦に振らない。そこへ日向がなんと決闘状を持って現れた。指示に従ってグラウンドに出た北詰の前で、日向は土下座をして試合への参加を頼み込む。しかし北詰は自らの信念を曲げようとはしない。苛立つ日向に北詰は、今までの試合を勝ち抜いてきたメンバーと試合をし、1点でも取れれば試合に出そうと約束する。翼との対決を夢見て編み出したタイガーショットが今、咆哮を上げる!

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20

ようやく試合出場の許しを得た日向は、翼がケガの治療をしている病院へと向かう。ケガの痛みと疲労からくる高熱によって、翼はひどくうなされていた。そしてうなされながらも翼がつぶやいた言葉は「カール・ハインツ・シュナイダー」。それは3年前、翼や日向たちが全日本代表としてヨーロッパ遠征をした際に出会った、西ドイツの名選手の名前だった。なぜ今頃そのことを口にしたのか。翼は苦しかったサッカーの試合や練習を思い出すことで、今の苦しみを乗り越えようとしているのだと、その場にいた三杉は言う。当時の翼たちはヨーロッパに到着して間もなく、フランス代表チームのピエールから、各地の選抜チームが練習を行っている場所へと案内された。そこで彼らは大人顔負けのプレイをするイングランド代表チームのスティーブに遭遇する。

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21

翼対イングランド重戦車軍団

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August 29, 198525m

イングランドとの試合は、立花兄弟の空中サッカーによって先取点を奪うことに成功した。しかし立花兄弟はその後、味方である翼へのパスをカット。ディフェンス陣に囲まれてもパスを出そうとしない。その隙をついてボールを奪ったイングランドが同点ゴールを決めた。二人の身勝手なプレイが失点を招いた。怒りに燃える日向は豪快なドリブルで攻め込むが、スティーブはそれを難なくカット。そのまま力強いプレイでシュートを叩き込んだ。前半終了後、監督はチームワークの大切さを日向たちに伝え、キーパーを若島津に交代。だが後半に入っても日向と立花兄弟は個人プレイをやめない。それを重く見た監督は3人をベンチへ戻す。主力メンバーを欠いた日本だったが、仲間のフォローもあり、翼のオーバーヘッドでようやく同点に追いつく。

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22

あらたなる試練

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September 5, 198525m

日向たちの抜けた穴を埋めるべく、日本チームは懸命なプレイでイングランドに向かっていく。スティーブも負けじと攻撃を繰り返すが、若島津は得意の空手技を駆使して好セーブを連発。ボールを運んでいた松山も、3人がかりのスライディングタックルを気迫でかわし、ゴール前の岬にパスを通した。これをシュートに見せかけてキーパーを引き寄せた岬は、すかさず翼へとラストパス。ダイビングヘッドで押し込んだシュートが決まり、試合終了。日本チームは準決勝へと駒を進めた。試合後、本来の実力を出せなかったことを悔いる若林。そんな彼に翼は「いつもの若林君じゃなかった」と指摘する。そこへ、日向が突然いなくなったと知らせが入った。準決勝を明日に控えたチーム全体に、動揺が走る――。

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23

燃えるフィールド翼対ピエール!!

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September 12, 198525m

準決勝の相手はピエール率いるフランス代表チーム。ゴールデンコンビを分断する作戦に出たフランスは、ピエールの華麗なボールさばきで日本チームを翻弄する。翼ですら、その巧みなプレイに手も足も出ない。戦力を欠いている今、自分がなんとかしなければ。焦る翼は周りの状況も見ずに、ピエールのシュートを阻止しようとゴール前へ飛び出す。それがあだとなり、ボールは翼の体に当たりゴールへと吸い込まれた。日本はキャプテン自らの自殺点で前半を終えてしまった。落ち込む翼に若林が告げた言葉は、「オレと同じミスを犯している」冷静さを欠いていたことに気づいた翼は、後半戦になってようやく仲間たちとのチームプレイを復活させ、みごと逆転勝利を収めた。

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24

倒せ!ヨーロッパ・ナンバーワン

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September 19, 198525m

西ドイツ対スペインの試合を観戦する日本チーム。強豪西ドイツは、カール・ハインツ・シュナイダーの芸術的なスーパープレイでスペインを下した。左右どちらからでも打てる時速150Kmの弾丸シュートを披露したシュナイダーに、日本チームはただ呆然とするばかり。しかし翼は、そんな素晴らしい技術を持った選手と戦えることに大きな喜びを感じていた。試合後、ドイツチームのロッカールームでシュナイダーたちと会った日本チームの前に、日向が姿を現した。日向は自分の実力を試すためシュナイダーに戦いを挑んだと言う。そこで西ドイツのキーパー・ヘフナーから1点も奪うことが出来ず、自分は負けたのだと弱気になる日向。だが、翼の「決着は明日の決勝戦でつけるんだ」という言葉で闘志をよみがえらせるのだった。

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25

無敵の皇帝・シュナイダー

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September 26, 198525m

いよいよ日本対西ドイツの決勝戦が始まった。日本は翼と岬、そして松山と小田のダブルコンビプレイでシュートのチャンスに漕ぎつけるが、得点には結びつかない。岬のシュートをカットしたシュナイダーは猛然と日本ゴールへと向かう。1度目のシュートを弾いた若島津だったが、シュナイダーはこぼれたボールに合わせて再びシュートを放った。コースは読んだ! そう思った若島津だったが、シュナイダーはその動きを見てとっさに軸足と蹴り足を変えた。逆をつかれ、先取点を許してしまった若島津。その後も日本チームは1点の追加点を奪われ、前半は終了。あきらめムードが漂うチームに、翼の檄が飛んだ。 「最後まであきらめないないのがオレ達のサッカーだ!」

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26

栄光へのラストキック

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Season Finale
October 3, 198525m

後半戦、日本は若島津に変わって若林を投入。キーパーの動きを読んでシュートコースを変えるシュナイダーに勝つため、若林は目を閉じてボールの音を聞くという驚くべき行動に出た。これがみごと功を奏し、若林はシュナイダーのシュートを止めた。「次はオレ達が若林君のガッツに応える番だ!」その言葉通り、翼は日向からのパスをオーバーヘッドで押し込もうとするが、シュナイダーがこれを阻止。しかしこぼれたボールに素早く飛びついた翼と日向がツインシュートでゴールを奪った! そして試合終了まであとわずかとなった時、岬、日向が立て続けにオーバーヘッドでパスを繋ぎ、最後は翼自身のオーバーヘッドで同点のシュートを決めた。世界最強のチームを相手に、日本は奇跡の同点優勝をものにしたのだった。

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