新プロジェクトX〜挑戦者たち〜 (2024)
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Tomorowo Taguchi as
Episodes 7
東京スカイツリー 天空の大工事 〜世界一の電波塔建設に挑む〜
18年ぶりに復活する新プロジェクトX。初回は「東京スカイツリー」建設工事。高さ634mの天空の現場に挑んだ技術者と職人たちのドラマを追う。施工の責任を負った技術者が胸に秘めていた、亡き上司への誓い。鉄骨加工を請け負った職人が交わした妻との約束。そして完成間際、東日本大震災が発生した中、鳶(とび)を率いるリーダーが下した決断。のべ58万人が総力を結集した日本の建設史上空前の難工事。その知られざる物語。
Read More弱小タッグが世界を変えた ~カメラ付き携帯 反骨の逆転劇~
今や世界中で暮らしに欠かせない存在となった「カメラ付き携帯電話」開発物語。世界で初めて、撮った写真をメールで送れる携帯電話が日本で生まれた裏には、弱小連合と呼ばれた社員たちの悲願があった。後発の端末メーカーで退路を断って挑んだ開発者の覚悟。存続の崖っぷちに追い込まれていた事業部で、極限の薄さの携帯電話にカメラを入れ込む難題に挑んだ上司と部下の奮闘。反骨のエンジニアたちが成し遂げた、執念の逆転劇。
Read More約束の春 〜三陸鉄道 復旧への苦闘〜
東日本大震災で壊滅的な被害を受けた岩手・三陸鉄道。廃線の危機がささやかれた中、元県庁職員の社長は、5日目に2区間での運行再開を決断。さらに独断で復旧工事の発注に踏み切った。駅舎ごと流された地区では地盤改良が必要になるなど、難所も多数。それでも、3年後の子どもたちの入学式に間に合わせるため、鉄道会社とゼネコン、住民が協力し合い、見事に全線復旧を成し遂げた。見知らぬ者同士が支え合った絆の物語。
Read More厳冬 黒四ダムに挑む〜断崖絶壁の輸送作戦〜
昭和38年に完成した黒部ダム(愛称黒四ダム)最大の壁は、断崖絶壁の秘境・黒部に、60万トンに及ぶ資材をいかに運ぶかだった。そのため、長野側から山をくり抜き黒部に達する「大町トンネル」が計画された。しかし、最低1年かかるトンネル完成を待っていては、7年の工期に間に合わないおそれがあった。ダム本体工事を受注した間組は、壮大な輸送作戦を計画する。電力が経済復興の鍵だった時代、建設に挑んだ人々のドラマ。
Read More世界最長 悲願のつり橋に挑む 〜明石海峡大橋 40年の闘い〜
潮流激しい明石海峡に、世界一の長さとなる吊り橋を架けたい。今から70年前、白昼夢と笑われながら、橋の必要性を訴えた人物がいた。その思いを受け継ぎ、完成させた技術者たちの物語。重さ9万トンの橋げたを吊るす巨大ケーブル建設、ヘリコプターによる空中架設。不可能と言われた橋の建設に尽力したのは、その日のために技術を磨き続けた製鉄会社の師弟や、家族の悲願を背負った現場監督。全ては一人の夢から始まった。
Read More友とつないだ自動車革命 ~世界初!5人乗り量産EV~
世界で急速に広がる電気自動車・EV。その先駆けとなったのは5人乗りの電気自動車として世界で初めて年間1万台以上生産した日本車だった。開発したのは“収益が上げられない”いわば日陰部署の技術者たち。くり返す会社の方針転換や当時社長だったカルロス・ゴーンからの難題に苦労しながらも、必ず自分たちの時代が来るとあきらめなかったものたちだ。ときに衝突を繰り返しながら芽生えた友情の力で革命を成し遂げた開発秘話
Read More隠岐 島に希望を取り戻せ ~破綻寸前からの総力戦~
町の人口が急激に減っていく。今から20年前、島根の離島・海士町は、深刻な過疎に直面した。返済のめどが立たない102億円の借金も抱え、町の財政は破綻寸前。そのとき、「島の未来を守ろう」と立ち上がったのは、元営業マンの町長。自ら給与をカットし、改革に乗り出した。その思いに役場職員と町民が続いた。地元の高校をよみがえらせ、新たな産業を生み出し、活気を取り戻した。島の存続を賭けた、総力戦での逆転劇。
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