あしたのジョー (1970)
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Episodes 79
四角いジャングルに生きろ
かつて拳闘界で勇名を誇りながらも、その粗暴さから拳闘界を追われた段平は、ジョーを育て上げてボクシング界に再起する夢を抱く。だが当のジョーはそれを意に介さず、段平にケガをさせたヤクザ・鬼姫会のもとに、段平の代理人と称して慰謝料請求に行く始末だった。
Read More熱きこぶしに涙をながせ!
ジョーが練習もせず、全国から善意の金を巻き上げたと知った段平は驚愕。ジョーに騙された葉子も、彼を警察に訴えた。ジョーは警察から暴れて逃亡し、廃墟ビルに子供たちと立てこもる。そしてそこへ段平は独りで乗り込み、彼を怒りと悲しみの拳でKOするのだった。
Read Moreあしたのために! -その1-
ジョーの身柄は警察病院へ移された。そこでもジョーは反抗的な態度をとり続ける。そんなジョーに対して段平は、いちるの望みとしてハガキでボクシングの通信教育「あしたのために」を思いつく。一方ジョーは、性格判定の結果により、鑑別所への移送が決定してしまう。
Read More燃えろ! 左ジャブ!
時間を持て余すジョーは、一度は破った段平からのハガキを熟読。何とはなしに鍛錬を始めていた。鑑別所でジョーは他の不良少年たちと同室になり、部屋のヌシである巨漢・西寛一とその仲間から手荒い新入り歓迎のリンチを受ける。しかしそれに黙っているジョーではなかった。
Read MoreKOゴングはまだか!
力石は1分でジョーをマットに沈めると予告。ジョーを激怒させた。ダウン無制限の変則ルールのもと始まった闘いは一方的に力石優勢で進行するが、ジョーは相手の1分KO宣告を跳ね返す。そして試合は進み、遂に双方のパンチが同時に相手をマットに静めるのであった。
Read More勝利のトリプルクロス
ジョーの右クロスを封じ、同時に右ストレートへと攻撃を切り替えたウルフ。脅威の高等技術に、ジョーは再度クロスカウンターをくじかるれる。だが、ジョーの不屈の闘志は、勝利を焦るウルフの一瞬のスキをついた。トリプルクロスカウンター……それは、奇跡の逆転勝利の瞬間だった。
Read More打倒! 力石へのスェイバック
力石のアッパー攻撃に対し、ジョーは両手ブラリ体制のまま、防御のスウェイバックを活用することを考える。それは、ジョーの野生のカンがもたらした妙案だった。段平と西が4本の腕でアッパーを放つ特訓の中、幾度も倒れながらも、目指す逆転技に近付いて行ったジョーはついに……。
Read More帰えれ、輝くリングへ
紀子から、ドヤ街の近況を伝えるハガキが届いた。だが当のジョーはカーロスの試合を観て以来、興行に身が入らない。稲葉と河野は、ジョーを東京に送り返そうと相談。ドサ回りのなかからはい上がるヤツがいてもいいじゃないか……。仲間たちの友情の中でジョーの引退試合が開かれる。
Read Moreよみがえるクロスカウンター
帰郷したジョーは葉子を訪ね、カーロスのスパーリング相手を願い出る。葉子の指示で、やむなく16オンスという重めのグローブをつける2人。練習試合なれど、ジョーにもカーロスにもそれは待望のとき。炸裂するジョーのクロスカウンター。「力石の亡霊」は既に吹き飛んでいた。
Read Moreリングの魔術師カーロス
再びドヤ街で練習に励むジョーに、紀子は複雑な表情を見せる。やがてカーロス対原島戦の日が来た。今回も相手の連打を浴びるカーロス。が、4Rにてロバートが示す合図で突進した彼は、例の秘密兵器を炸裂させた。表向き幸運な勝利。しかし、ジョーは原島のKO負けに気づいていた。
Read More死闘!!カーロス対矢吹丈
カーロスとタイガーとの試合の日が来た。段平は一拳闘ファンとして、ジョーに込めた思いを語る。葉子も、通路ですれ違うジョーに小さな応援を捧げた。本当の戦いを願う満場の観客の中、激突する両雄。2度のダウンを喫したジョーは、スパーリングで会得したロープ際戦法でカーロスを迎え撃つ。
Read More燃えろ 遠く輝ける明日よ!!
再度のロープ際戦法を、咄嗟の逆転策で無にしたカーロスは、リング外から戻ったジョーに小細工抜きの戦いを提案。足場を変えずに殴り合い、最後は失神に至る両雄。それはボクシングを超えた戦いだった。試合後、葉子に礼を言うジョー。ドヤ街の仲間たちは泪橋で彼の帰りを待つが……。
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