Season 1 (1977)
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エピソード 28
ダイナマイトと埋蔵金
明泉中学きってのワル、中条が鉄兵の家にやってきた。高橋先生が呼んでいるので学校に来いと言う中条に食ってかかったケンカ自慢の鉄兵だったが、逆にコテンパンにのされてしまう。ダイナマイトまで持ち出したケンカ騒ぎで鉄兵親子は警察に連行されてしまうのだが、どうやら中条も埋蔵金のことをかぎつけていることを知り、気が気ではない親子はまたしてもひと騒動巻き起こす。
もっと読む泣いてうれしい大暴れ
学園への編入初日から大騒動を起こした鉄兵に対し兄弟たちは大きな戸惑いを覚えるが、鉄兵本人は全く意に介しない。授業中もずっと眠ってばかりで、とうとう一週間が経ってしまう。放課後になり、王臨学園ではどれかクラブに所属するのが規則だと言われ、しぶしぶ運動部の見学に向かった鉄兵。野球部、柔道部など見ていくが、何故かラグビーには強い関心を抱く。
もっと読むけんかならまかせてよ
吉岡との勝負の後、少しずつ学園の生徒たちとも打ち解け始めた鉄兵。しかしお調子者で目立ちたがり屋の存在は、学園の不良グループの目を引いてしまう。だが鉄兵はそんな事はつゆ知らず、吉岡たち高等部の先輩が補習授業でいないことをいいことに、防具をつけない練習、鉄兵流ケンカ剣法を部員にコーチするのだ。やがて不良グループが道場まで殴り込みをかけて来る…。
もっと読むサインはもうたくさん
けんか剣法で不良たちを撃退した武勇伝で、学園の幼稚園部のちびたちのアイドルになってしまった鉄兵はサイン攻めを受けるなど絶好調。さらに剣道部の宿敵、東台寺学園との対校試合に出られるかもしれないとあって練習にも熱が入る。しかし、中等部の部員たちだけで出かけた神社での野外練習に、再び笹川たち不良グループが現れて…。
もっと読むやめてたまるか剣道部
吉岡たち高等部の目を盗んで、こっそりけんか剣法の特訓にいそしむ中等部の部員たち。遅れて来た鉄兵は誰とも組んでもらえず、やむなく宙吊りにした無数の木刀を相手に見立て一人でトレーニングを始めるのだが、その姿を吉岡主将に目撃されてしまい、大目玉。さらにけんか剣法の件で言い争いになり、中等部員への悪影響を考えた吉岡は鉄兵に退部を言い渡す。
もっと読むいかすぜ曽根じいちゃん
鉄兵の剣道部残留をかけて、中等部と高等部の代表で試合をすることになった。中等部は二級の三浦、高等部は二段の磯川だ。全く磯川にかなわない三浦だったが、何度も打ち込まれるうちにけんか剣法の呼吸を思い出し、磯川をたじたじさせる。しかし、どんなに強かろうと品格がなければ公式戦では通用しないと吉岡たちは断言、鉄兵を放り出すが、おさまらない鉄兵は吉岡に殴り掛かる。そこへ一人の老人が現れ…。
もっと読むカワイコちゃんとエイヤットウ!!
終業式を終えた放課後、女の子と連れ立って歩く吉岡の姿を見かけた鉄兵は、からかって手を出すが、逆にその女の子、勝子にコテンパンにやられてしまう。おさまりのつかない鉄兵は跡をつけて行くのだが、たどり着いたのは剣道部部長の曽根の道場だった。勝子は曽根の孫だったのだ。殴りこむ格好で再び勝負を挑む鉄兵。一方、なかなか帰宅しない鉄兵を探し、妙は学園を訪れる…。
もっと読むおにぎり食ってがんばろう!
勘違いから先輩の分の朝食まで平らげてしまった鉄兵たち中等部部員は、吉岡たちに完全な目の敵にされてしまいひどいシゴキを受ける。頼みの鉄兵すら倒れてしまい、部員たちは意気消沈。夕食を食べる気力すらないばかりか、小畑たち三人は家へ帰ろうとする始末。しかし、起き出した鉄兵はしごかれるのも作戦だと、平気な顔で三浦たちが作ってくれたおにぎりを頬張り始めるのだった。
もっと読むどっこい、生きてるぜ!
相変わらず厳しい先輩たちのしごき。しかし、シゴいているうちは先輩も自分たちの稽古ができないのだから、合宿最終日の選手決定試合で勝ち目も出てくるだろう、というのが鉄兵たちの狙いだった。合宿が始まってから一度も風呂に入っていないことに気付き、鉄兵は皆を風呂場へと引っ張って行く。余裕の見える下級生の姿から、その真意に気が付いた吉岡たち高等部の部員たちは焦り出すのだった。
もっと読む対抗試合はもらった!
ついに合宿最終日。東大寺学園との対校試合の出場選手を決める模擬戦の日だ。試合は中等部と高等部それぞれから選抜された7名の対決で、勝ったグループが出場権を得るというもの。一番手の小林は、高崎の油断に付け込んで、簡単に二本取る。このまま試合はいただきかと思ったのも束の間、徐々に本来の実力を発揮し始めた先輩部員たちにおされ始めてしまい…。
もっと読む八方破れでおしまくれ!
2勝1敗と善戦する中等部だが、冷静さを取り戻した高等部にこれといった作戦も思いつかぬまま、小畑、三浦と続いて2連敗を喫し、一挙に逆転されてしまう。練習の時より動きが鈍い原因、それは着慣れない防具のせいで、身軽さが発揮できないからだと気が付いた鉄兵たちは、主審の曽根先生に防具無しでの試合を申し出る。これでいよいよけんか剣法の復活。先輩たちへの反撃はこれからだ!
もっと読むやったぜ鉄兵トンボ剣法!
けんか剣法で一気に勢いを取り戻した中等部グループ。3対3で迎えた最終試合は、いよいよ鉄兵と吉岡主将の直接対決だ。吉岡は精神的に追い込まれているせいか、部員たちの予測より早く得意技『地摺り八双』によって面一本を先取する。しかし、鉄兵に二度も地摺り八双が通用しないことを悟った吉岡は、『三方風流し』と呼ばれる足さばきで時間切れを狙うが…。
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