最後のドラゴンボールは、なぜかドラゴンレーダーに映らない。困った悟空たちは、亀仙人に勧められて、占いババに助けを求めることにした。ウパも連れて会いに行く一行。ところが占いには、一千万ゼニーものお金が必要だという。お金のない悟空たちは、代わりに５人の戦士と戦うことになる。

占いババが用意した５人の戦士たちは、どこか奇妙な連中がかりだ。まずは最初の相手・ドラキュラマンとクリリンが戦うことに。自信満々のクリリンだったが、ドラキュラマンに血を吸われて貧血になり敗北。次に出場したプーアルとウパは、吸血鬼の苦手なニンニクと十字架でドラキュラマンに対抗する。

ヤムチャの戦う相手は、透明人間のスケさんだ。見えない相手に翻弄され、ヤムチャは防戦一方だ。作戦を思いついたクリリンが連れてきたのは、ブルマと亀仙人。タイミングを見計らったクリリンの作戦で、亀仙人は壮大に鼻血をブー！:頭からその血を浴びて、スケさんの姿は丸見えになる。

戦いの舞台は、屋内の不気味な「悪魔の便所」へと移る。足を滑らせて毒の沼に落ちたら、身体を溶かされてしまう不気味な場所だ。３人目の相手として登場したのは、包帯だらけのミイラ男・ミイラくん。ヤムチャが自信満々で試合に臨むが、ミイラくんの方がパワーもスピードも上だった！

いよいよ悟空の出番が来た。ヤムチャに対して見せた強さはどこへやら、ミイラくんも悟空が相手では歯が立たない。怒ったミイラくんは、包帯を使って悟空に卑怯な攻撃をしかけてきた！:包帯で巻かれ締めつけられる悟空だが、決して音を上げることなく、毒沼を利用して包帯を溶かすことに成功する！

４人目の相手はアックマン。苦戦するアックマンは、悪の心を増幅させるというアクマイト光線を放った。この光線を受けると、わずかな悪の心が無限にふくらみ、爆発してしまうのだ。危うし悟空！:だが、アクマイト光線を浴びた悟空は、不思議そうに辺りを見回すばかりで…。

キツネのお面をつけた謎の５人目の相手に、なぜか悟空は懐かしいにおいを感じる。さすが最後の対戦相手、その強さは尋常ではなく、激しい攻防戦が展開される。悟空と互角に渡り合うほど強く、かめはめ波まで使う彼の正体とは…？:悟空が弱点であるしっぽをつかまれた時、亀仙人は男の正体に気付いた！

しっぽをつかまれた悟空は絶体絶命！:だが振り回されて、しっぽは根元から切れてしまった！:すると謎の男はあっさり降参。お面をとった素顔は、悟空を育てたじいちゃん・孫悟飯だった。占いババがこの日のために、あの世から１日だけ魂を呼び戻してくれたのだ。悟空は懐かしいじいちゃんと、感動の再会を果たす。

占いババの占いで、最後のドラゴンボールのありかがわかった。悟空はさっそく筋斗雲で探しにいく。だが、そこに待っていたのは懲りないピラフ一味！:ドラゴンボールがレーダーに映らなかったのは、ピラフが隠し持っていたからだった。戦いを挑む悟空を、ピラフは自慢のピラフマシンで迎え撃つ。

７個のドラゴンボールを集めた悟空は、ウパとともに聖地カリンに戻った。再び姿を現す神龍。神龍はウパの願いを叶え、死んだ父親ボラをよみがえらせる。長かったレッドリボン軍とのドラゴンボール争奪戦は、完全に決着したのだ。四星球を確保した悟空は、さらなる修行の場を求めて仲間たちに別れを告げる。

悟空が山中で助けた少女チャオの村は、金角・銀角という無法者の兄弟に苦しめられていた。ふたりが持つ不思議なひょうたんは、名前を呼ばれてすぐに返事をしない相手を吸い込み溶かしてしまう、恐ろしいものだった。金角・銀角をこらしめようとした悟空だが、名前を呼ばれてひょうたんに吸い込まれてしまう。

都で強いと評判の武道家・陳大拳に会いに行った悟空は、病気の彼に代わり、指南役を決めるために王様の前で行われる御前試合に出場する。対戦相手は性格の悪い豹牙流の師範・天龍。だが、大拳の息子の小拳は、自分が試合に出たいあまり、悟空の食事に下剤を入れてしまう。果たして御前試合の結果は!?

深夜のお城から、ミーサ姫が魔物にさらわれた。魔界への入口には、大きな門がある。しかし、シュラという魔界の武術の達人が剣を刺して、戸が閉まらないようにしている。そのため、夜になると魔物がこちらの世界に現れて、好き放題に悪さをしていくのだという。悟空は魔界に乗り込み、シュラに戦いを挑む！

村々を荒らして回っているイノシカチョウという怪物を、ふたりの武道家が退治し、村人からお礼にお金をもらう。しかし、ふたりはイノシカチョウとグルで、礼金をだましとっていたのだ。悟空は村人たちに本当のことを教えるのだが…。トラブルに巻き込まれた悟空は、天津飯と餃子と初めて対面する。