くろねこルーシー (2012)
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Kotomi Kyōno as
Epizodoj 12
第1話
黒猫が鴨志田陽(山本耕史)の前を横切った。「今ので753回目…黒猫が横切ると不吉な事が起こる。そんな迷信信じたくないが、こうも多いと気にならないほうがおかしい…」。リストラから心機一転、浄水器の訪問セールスを始めた陽。全く売れずに、肩を落として歩いていると、目の前をまた違う黒猫がさささっと横切る。翌朝、陽は父(塚地武雅)の七周忌の為、アパートで喪服に着替えていた。半同棲中の美紀(京野ことみ)は占い好きで、テレビの占いで陽の運勢を勝手に報告するが、陽は占い師だった父のことを思い出し、不機嫌になる。かつて「黒猫占い師」として話題になり、家族よりも猫とばかり過ごしていた父。陽は、父も黒猫も大嫌いだった。実家を訪れた陽は、居間に足を運ぶ。父の小さな遺影の横に、父が飼っていた黒猫、ルーとシーの大きな遺影を見つけた。母、幸子(鷲尾真知子)が言うにはルーとシーは昨日二匹揃って、亡くなってしまったらしい。
Read More第2話
陽(山本耕史)は七回忌を終えた実家からの帰り道、リストラを宣告された。さらには、母、幸子(鷲尾真知子)から押し付けられた二匹の黒猫の赤ちゃんを仕方なく預かることになってしまった。鳴きやまない子猫たちに、牛乳や猫缶を差し出すが全く口にしない。幸子に子猫を返そうと何度も電話をかけるが、呑気な声で留守電メッセージが流れるばかり。翌日、子猫の育て方が分からず、困り果てた陽は動物病院へ。女医の白藤からは、「赤ちゃんは例え一瞬でも自分だけでは生きていけない」と言われてしまう。やはり自分には無理だと実家を訪れると、近所に住むゆり江(川上麻衣子)から幸子が救急車で病院に運ばれたと聞かされる…
Read More第6話
ルーとシーを育て始めてから、父(塚地武雅)も黒猫も大嫌いだったはずの陽の気持ちに変化が表れ始めていた。ある日、陽はハローワークを出ると、道の脇で座っている純導(小宮孝泰)を見つけた。看板には『黒猫占い』と書かれていて、手足だけ白い靴下を履いたかのような黒猫が机の下で寝ている。純導は、陽が7年前に父と死別している事、父が占い師だったことなどを次々に当てていく。果然話を聞きたがる陽だが、純導は陽に「占いの館」のチラシを渡し、「水曜日と金曜日はそこにいる」と言い残しそそくさと立ち去ってしまった。その後、陽は、母、幸子(鷲尾真知子)に父以外の黒猫占い師に出会ったことを話した。もらったチラシに写った純導の写真を幸子に見せると、純導は父の元弟子だと聞かされる。
Read More第9話
美紀(京野ことみ)にプロポーズした陽(山本耕史)。やっと大人としての始めの一歩を踏み出せた気がしていた。陽は、家で占いの練習を繰り返していた。タロットの前にルーとシーを置いて、カードを選ばせようとするが、ルーとシーは尻尾を振っているばかりで役に立たない。父(塚地武雅)の黒猫占いの方法を母、幸子(鷲尾真知子)に聞くが、「父さんは、お客さんが何を聞けば気持ちが前向きになるのか、そればかり考えていたと」言う。ある日、陽が、商店街を歩いていると、クラスメイトのかおり(水崎綾女)が、隣人の清原(川上麻衣子)の占いをしていた。清原はいなくなった飼い猫のシゲのことを占いに来ていたのだ。しかし、かおりの占いに怒った清原は、かおりに手を上げようとする。
Read More第10話
陽(山本耕史)は占い学校に通いながら、電話鑑定を始めた。しかし、なかなか電話はかかってこない。陽が占い学校の屋上で、ルーとシーを使った占いの練習をしていると、君塚(渡辺真起子)がいつの間にか側に立っていた。君塚には思う所がある様で、今度学校で開催する、ワンコイン占いのイベントで占ってみないかと誘われた。イベント当日、女子高校生二人組が陽のブースにやって来た。ルーとシーは女子の腕の中でジタバタと暴れまくり、遂にはほっぺをひっかいてしまう。君塚からは「あんたがやろうとしている占いはな、無謀や」と諭される。しばらくして、落ち込んでいる陽のブースに母、幸子(鷲尾真知子)が現れた。
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