警視庁機動捜査隊216 (2010)
← Back to main
Satoru Matsuo as 富田康介
Episodes 10
警視庁機動捜査隊216 長い夜
沢村舞子(沢口靖子)は警視庁第二機動捜査隊に所属する警部補。巡査部長の金子(赤井英和)と富田(松尾諭)、巡査長の佐藤(斉藤祥太)と班を組んで日々任務に当たっている。
ある日、警視庁から事件を知らせる連絡が入り、舞子たちは110番通報があった繁華街のラブホテルへ。現場急行した舞子たちはラブホテルの一室で女性の絞殺死体を目にする。第一発見者はホテルのパート従業員・信代(根岸季衣)で、“被害者が週に何回かホテルを利用しており、売春行為をしていたのでは”と証言する。
早速現場付近の捜索に当たった舞子と金子は付近のゴミ箱から防犯カメラに被害者と一緒に写っていた男が被っていたとおぼしき帽子を発見。一方、富田と佐藤は現場付近をうろつく不審な男・遠藤真一(大高洋夫)を取り押さえる。絞殺された被害者の女性は竹内貴美子(濱田万葉)と判明。夫がデザイン事務所を経営し、自身も証券会社に勤務するエリート社員だった。また、不審者として取り押さえられた遠藤は地方の教育委員だった。舞子は新聞記者の土居(西村雅彦)から貴美子には以前から売春の噂があり、その上勤めていた証券会社のインサイダー取引疑惑に関する情報も握っていたらしいとの情報を得る。
Read More警視庁機動捜査隊216II 危険な女たち
警視庁第二機動捜査隊(二機捜)に所属する警部補・沢村舞子(沢口靖子)。タクシー強盗が発生した現場で調書を取っていると、舞子と巡査部長・金子(赤井英和)の背後で突然爆発音が轟く。振り向くと、近くの雑居ビルから白煙が上がり、窓ガラスが吹き飛んでいた。舞子たちがビル内に入ると「三室法律事務所」と記された一室のドアが吹き飛び、入り口で負傷した女性事務員(小川奈那)が一人倒れていた。女性を救出した舞子と金子は、後から駆けつけて来た巡査長・富田(松尾諭)、巡査・佐藤(斉藤祥太)と共に被害状況の確認など初動捜査を行う。
爆発が起こった場所は弁護士・三室基樹(松澤一之)の部屋で、どうやら三室宛の郵便物に爆発物が仕掛けられていたようだ。だが、三室はまだ事務所に出勤しておらず、被害は事務所内の破損と女性事務員の軽傷だけで済んだ。三室本人とは連絡が取れず所在も不明なまま、舞子たちは爆破事件の捜査を担当する捜査一課特殊犯係に捜査を引き渡す。舞子たちは、再び二班に分かれパトロールを再開。ところが、今度は富田と佐藤がタクシー強盗の無線指令を受け、現場に急行。被害者のタクシー運転手・永田(尾美としのり)に被害状況を聞き込むと、犯人はどうやら舞子たちが調書を取ったタクシー強盗と同一犯の可能性が高いことがわかった。すると今度は、管轄内のとあるマンションの駐車場で他殺体と思われる男性遺体が発見された。舞子たちが現場へ行くと、刺殺された遺体が弁護士・三室だと分かり驚く。
Read More警視庁機動捜査隊216III 命の値段
機動捜査隊とは日頃覆面パトカーで受け持ち地区を巡行し、犯罪が起こった場合に真っ先に駆けつけ初動捜査にあたる執行部隊である。犯人との遭遇率が高いため、常に拳銃の携帯を義務付けられた危険な任務だ。沢村舞子(沢口靖子)はそんな危険な任務を担う機動捜査隊、通称=機捜の一部隊、警視庁第二機動捜査隊に所属する警部補で、部下の金子(赤井英和)、富田(松尾諭)、佐藤(斉藤祥太)らと班を組み日々任務に当たっている。
ある日いつものようにペアを組んでいる金子と管轄内のパトロールに出動した舞子は、管内のとある倉庫裏で中年男性の遺体が発見されたとの無線連絡を受け現場へと急行する。倉庫の管理人に発見されたという遺体は、何者かに扼殺されており、財布などの金品や身元のわかる所持品などは所持していなかった。舞子たちは早速、近隣の捜索を実施。現場付近の路上で発見したバックチャームと被害者の死亡時刻帯に倉庫の方から若いカップルが歩いてきたとの目撃情報を所轄の専従捜査班に託し、現場を後にするが…。
Read More警視庁機動捜査隊216IV 孤独の叫び
警視庁第二機動捜査隊に所属する警部補の沢村舞子(沢口靖子)と相棒の金子(赤井英和)は、いつものように受け持ち管内のパトロールに就いていた。そこに、城西銀行渋谷西支店で凶器を所持した男による人質事件が発生したとの無線連絡が入り、2人は急行する。現場では、ナイフを所持した男・荒井良樹(植田靖比呂)が妊婦の望月富美子(高樹マリア)を人質に立てこもっていた。しかし、警備員・大林(斉藤暁)の行動がきっかけで、舞子たちは荒井を取り押さえることに成功する。その後の取調べで、荒井が振り込め詐欺グループの一味に現金を引き出す役目の“出し子”にさせられていたことが判明。荒井の身柄はすぐに所轄の担当部署に引き渡され、舞子たちは管内のパトロールに戻る。すると今度は、マンションの室内確認要請の無線が入る。現場には、立てこもり騒ぎのあった城西銀行渋谷西支店の行員がいた。支店長の早瀬(国枝量平)が朝から連絡がなく無断欠勤しているため、マンションを訪れたというのだ。中に入ると、なんと早瀬はリビングで刺殺体となっていた。城西銀行渋谷西支店で起こった人質事件と支店長殺害事件。果たして2つの事件は偶発的なものなのか。事件の繋がりを気にしつつも捜査一課に捜査を引き継ぎ、舞子たちは再びパトロールに戻るが…。
Read More警視庁機動捜査隊216V まだ見ぬ夜明け
傷害、強盗、殺人などの事件が発生した場合、現場に真っ先に駆けつけ事件の初動捜査に当たる機動捜査隊。そこに所属する警部補・沢村舞子(沢口靖子)がある日、巡査部長・金子(赤井英和)と管内パトロールに出動していると、とある住宅で変死体が発見されたという無線連絡が入り現場に急行。遺体は現場の一軒家に1人暮らしをしている家主の宮本千恵(大方斐紗子)という老女だった。通いの家政婦・竹山和子(角替和枝)が何者かに撲殺された千恵を発見したときには、室内は荒らされた状態だった。舞子たちは早速、近隣の捜索をするが、不審者は見当たらず、駆けつけた所轄の専従捜査班に捜査を引き継ぎ、再びパトロールに戻る。
Read More警視庁機動捜査隊216VI 絶てない鎖
警視庁第二機動捜査隊目黒分駐所に所属する警部補の沢村舞子(沢口靖子)がある日、任務のため分駐所に出勤すると所長の矢島(モト冬樹)から舞子の相棒である通称“ネコさん”こと金子巡査部長(赤井英和)が、意識不明の重体で病院に搬送されたと聞かされる。出勤途中で当たり屋グループの犯行に遭遇した金子は、被疑者を追い掛けて逆に暴行に遭ったという。金子を襲った犯人がまだ捕まっていないと聞いた舞子の部下の佐藤(斉藤祥太)は自分たちが犯人を捕まえると気色ばむが、所長はそんな佐藤をたしなめ、舞子たち沢村班には当たり屋事件が多く発生している界隈を重点にしつつ、いつも通り密行に就くよう命じる。沢村班の面々は金子の安否を気にしつつ、舞子は金子の代わりに部下の富田(松尾諭)と、佐藤は助っ人に来た松岡(池内万作)と組み、いつものように管轄の密行へと出向いていく。
Read More警視庁機動捜査隊216VII 悪意の果て
警視庁第二機動捜査隊目黒分駐所に籍を置く警部補の沢村舞子(沢口靖子)は、相棒を務める金子(赤井英和)と朝9時からいつものように管轄の密行パトロールへと出動する。開始早々、とある商店街で暴れている男性がいると通報が入り、現場へ急行。すでに到着していた沢村班の富田(松尾諭)、佐藤(斉藤祥太)と合流した舞子と金子は酔っ払いの男・戸部(ホリベン)を速やかに確保。捕まえた戸部を所轄の担当刑事に引き渡し、舞子たちは再びパトロールに戻る。再開早々、今度は管轄内の立体駐車場で女性が倒れているとの通報が入り、舞子たちは現場へ急行する。現場の駐車場に到着すると、駐車中の車の横で後頭部を血に染めた女性が倒れており、既にこと切れていて…。
Read More警視庁機動捜査隊216VIII 傷痕
いつものように相棒の金子(赤井英和)と管轄の密行パトロールに出動した沢村舞子(沢口靖子)は、現金強奪事件が発生したとの連絡を受ける。現場に赴くと、被害にあった黒岩豊(剛州)と、逃走する強奪犯の車に接触して軽い怪我を負った保険外交員の橋本節子(大島蓉子)が制服警官に保護されていた。黒岩は、貴金属商の取引で必要な現金1億円を銀行で降ろして店を出た矢先、帽子とマスクで顔を隠した2人組みの男に襲われたと話す。調書を取り終えた舞子たちがパトロールへ戻ると、今度は近隣から爆音が轟き黒煙が上がった。
Read More警視庁機動捜査隊216 episode9 硝子の絆
警視庁第二機動捜査隊目黒分駐所に籍を置く警部補の沢村舞子(沢口靖子)。彼女が率いる沢村班が24時間勤務に就く朝、引き継ぎが行われ、警部の矢島(モト冬樹)から渋谷のホテル街で多発している美人局と、年金支給日を狙ったひったくりに注意するよう指示が出る。パートナーの金子(赤井秀和)が非番のため、舞子は部下の富田(松尾諭)と覆面パトカー“機捜216”の車両に乗り、パトロールに出動する。ラブホテル街を密行していると、男性二人が揉めているのが目に入る。慌てて駆け寄ると、そこには若い女性(逢沢りな)もいた。舞子たちの出現に慌てた若い方の男(崎本大海)が逃げようと殴りかかってきたので取り押さえていると、その隙に女性は足早に去り、もうひとりの男性(益岡徹)も事情聴取しようとする舞子たちに対し多忙を理由に立ち去ってしまう。美人局を疑った舞子たちは、制服警官に若い男の身柄を引き渡し、事情聴取を依頼する。その後、パトロールに戻った舞子たちに、今度は管轄内にあるレストランの敷地内で事件性のある遺体が発見されたという無線が入り、現場へ急行する。
Read More警視庁機動捜査隊216 episode10 引鉄
ある朝、警視庁第二機動捜査隊目黒分駐所に所属する沢村舞子(沢口靖子)が出勤すると、目黒中央署は多くのマスコミで騒がしくなっていた。それは2日前に山梨で警察官が何者かに襲われたうえ拳銃が奪われ、その拳銃による発砲事件が早朝、所轄内で発生したからだ。狙われたのは巷で“乗っ取り屋”“ハゲタカファンド”などと騒がれている投資ファンド会社「オリエンタルファンド」の代表・木之元陽一(吉田栄作)。だが居合わせた秘書の隅田清彦(長谷川ティティ)が木之元をかばって代わりに撃たれ、意識不明の重体となっていた。管轄内で起こった事件のうえ犯人はまだ捕まっておらず、奪われた拳銃にはまだ実弾が4発も残っていることから、舞子をはじめ当直にあたる金子(赤井英和)、佐藤(斉藤祥太)、松岡(池内万作)は 所長の矢島(モト冬樹)からいつも以上に気合を入れて所轄内のパトロールにあたるよう命じられる。
Read More