Honami Yamagishi — Editor

Episodes 12

「キヨちゃんとすーちゃん」

舞妓たちが共同生活をする屋形(やかた)でキヨはまかないとして働いている。キヨは幼なじみのすみれが舞妓の付き人をしている様子を街で見かける。台所に現れたすみれは舞妓になるため毎日頑張っていると語るのだった。その夜、舞妓デビューが決まったすみれは大喜びでキヨに報告するが…。

「特別な日のためのごはん」

屋形(やかた)のおかあさんと踊りのお師匠さんは、舞妓デビューするすみれについて話をしていた。その場に居合わせたキヨは、すみれが百年に一人の逸材かもしれないと言われてうれしそうに目を輝かせる。一方、すみれは食事を後回しにして稽古を続けようとして先輩舞妓から心配されていた…。

「秘策のごはん」

花街で働く男衆(おとこし)のおにいさんは毎日稽古を頑張るすみれに期待していた。一方、おかあさんはすみれがやせてきたことを心配していた。キヨはすみれのために精のつく料理を考えるが、すれ違う日々が続いて食べてもらえない。そこでキヨはすみれが食べたくなる秘策のごはんを作ることにした。

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「眠れない夜のために」

初めて髪を結い上げることになったすみれは、舞妓たちから髪を結った初日は眠れないと聞かされる。舞妓は寝ている間に髷(まげ)が崩れないように特別な枕を使うからだ。その夜、すみれは慣れない枕に悪戦苦闘する。どうしても眠れなくて夜中に台所へ行くと、そこではキヨが待っていて…。

「ずっと決まっているもの」

デビューが決まった舞妓にはお座敷で名乗る名前がつけられる。すみれの舞妓としての名前が「百(もも)はな」に決まり、キヨは小学生の頃にすみれと名前について話したことを思い出す。その後もキヨはつい「すーちゃん」と呼んでしまい、「百はな」と呼ぶように注意されるが…。

「同じ雪を見ている」

京都に雪が積もり、キヨは朝早くから一人で屋形の玄関先で雪かきをしていた。雪かきの音で目を覚ましたすみれはキヨを手伝おうとするが、スコップがなくてあきらめる。雪かきを眺めていたすみれは、キヨの後ろ姿を見ているうちに故郷の青森にいるような錯覚を覚え始める…。

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「キヨちゃん上京す(前編)」

約1年前。京都への出発を間近に控えたキヨは、青森の実家でおばあちゃんと最後の時間を過ごしていた。そこへ幼なじみのすみれと健太が現れて昔話に花を咲かせる。おばあちゃんはそんな三人に郷土料理をごちそうする。その夜、おばあちゃんは夜行バスに乗るキヨたちを見送るが…。

「キヨちゃん上京す(後編)」

半年前。京都で舞妓になるための修行をしていたキヨは、ぼーっとしていつも叱られていた。キヨはまかないさんと仲良くなるが、そのおばちゃんも腰を痛めて入院してしまう。やがてキヨは屋形のおかあさんから、舞妓に向いてないから青森へ帰るようにと言われてしまい…。

「仕込みさんの朝」

舞妓になる前の修行期間は「仕込み」と呼ばれ、舞妓の身の回りの世話や雑務をするのが仕事である。手伝いで仕込みの仕事をすることになったキヨは朝から掃除・洗濯と大忙しだった。その夜、キヨは料理をしながら、すみれと二人で仕込みをしていた当時のことを思い出すのだった。

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「私の食べたいもの」

キヨは晩ごはんの献立をどうするか悩んでいた。舞妓たちに何を食べたいかたずねるが、好物がバラバラで献立を決められない。その様子を見ていたすみれは好物のからあげが無性に食べたくなる。お座敷の帰り道で我慢できなくなったすみれは舞妓姿のままコンビニに入ろうとするが…。

「見習いさんの夜」

すみれの舞妓デビューが間近に迫ったある日。すみれは他の舞妓たちと、デビュー前の見習いが締める帯「半だらり」の話をしていた。その夜、キヨはすみれがお座敷が終わった後も帰って来ていないことを知る。夜の街を探し回ったキヨは、神社の前で半だらりの後ろ姿を見つけて…。

「店出しのいちにち」

ついにすみれの舞妓デビューとなる店出しの日がやって来た。すみれの支度が進む中、キヨも目の回るような忙しさを味わう。一息ついたキヨは、地元で人が大勢集まったときによく食べた郷土料理を思い出して台所で作り始める。そこへ支度の途中で抜け出してきたすみれがあらわれて…。

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「キヨちゃんのいちにち」

朝。キヨは寝ている舞妓たちを起こさないように起床すると、朝食を作り、舞妓たちを送り出して買い物に向かう。昼。キヨは稽古から帰宅した舞妓のために昼食を作り、料理の仕込みを行い、お座敷へ向かう舞妓たちに夕食を出す。夜。キヨは掃除をして銭湯へ行き、夜の京都を散歩する。

「おうちのカレー」

まかないの仕事が一日休みになり、キヨはカレーを食べようと思い立つ。花街では、ある理由からカレーを食べるのは御法度とされているのだ。楽しみでそわそわするキヨを舞妓たちは不思議に思い、おかあさんはキヨに恋人がいるのではと疑う。休日になり、キヨは一人で外出して…。

「雪の日の朝」

雪の日の朝。雪景色を眺めていたキヨは、地元ですみれ、健太と一緒に雪かきをしたことを思い出す。せっせと急いで雪かきするすみれ。雪をきっちり根こそぎすくう健太。こつこつと少しずつ進めるキヨ。三者三様で雪かきしたキヨたちに、おばあちゃんはある料理を作るのだった。

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「おたよりを待つひと」

青森のおばあちゃんの家を訪ねた健太は、郵便受けに手紙が届いていることに気づく。手紙の差出人がキヨだと知った健太は、学生時代のキヨとすみれが授業中にこっそり手紙のやり取りをしていたことを思い出す。そのころから健太はキヨの文字を見るたびに気になることがあって…。

「花街のクリスマス」

花街では、クリスマスになるとお客さんの手土産がケーキになることがよくある。舞妓たちはケーキを今年は何個食べたという話題で盛り上がり、まだ1個も食べていないすみれはショックを受ける。「うちにだけクリスマス来てへん…」と落ち込むすみれに、キヨが取った行動は…。

「花街の大みそか」

元旦に青森へ帰省する予定のキヨは、京都で大みそかの夜を過ごしていた。除夜の鐘が鳴るなか、キヨはすみれと一緒に風呂に入ったり、おかあさんからもらった福玉の中身を予想したりして一夜を過ごす。夜が明けて屋形を出発しようとするキヨとすみれを、意外な人物が待っていた。

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帰郷1日目/初詣へ/再び京都へ

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August 26, 202125m
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「帰郷1日目」

青森の実家に帰省したキヨは、おばあちゃんと一緒に正月を過ごしていた。そこへ健太とすみれが訪ねてきて、3人でお雑煮にかけるくるみだれを作りながらおしゃべりをする。すり鉢でくるみを潰しながら、キヨはすみれが花街で舞妓として活躍していることを誇らしく語るが…。

「初詣へ」

キヨ、すみれ、健太の3人は初詣をするため神社に向かって雪道を歩いていた。青森で定番の菓子パンを食べながらにぎやかに進むキヨたち。神社で神様に願い事をしたあと、3人はおみくじを引く。くじの結果を見て落ち込むキヨだったが、すみれと健太はキヨのためにある行動に出て…。

「再び京都へ」

正月が明けて、屋形に戻ってきた舞妓たちは地元のお土産を配りあっていた。屋形は正月休みのため、舞妓たちはおかあさんからもらったお小遣いで外食をすることになる。彼女たちが向かった先は、ふだんの舞妓姿では入ることができない憧れのスポット、ファストフード店だった。

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仕事始めの日/始業式/白いハト

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September 23, 202125m
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「仕事始めの日」

1月7日は花街の「仕事始めの日」である。屋形では舞妓たちが慌ただしく仕事の準備を始めていた。すみれは髪を結い、おかあさんに正月の挨拶をして、ハレの日に着る正装「黒紋付」の着付けを行う。着付けを終えたすみれが台所へ向かうと大勢の舞妓たちでごった返していて…。

「始業式」

キヨは舞妓たちの部屋のテレビの電源がつけっぱなしになっていることに気づく。テレビには舞妓たちが出席する始業式の様子が映っていた。壇上では優秀な芸舞妓として百子が表彰を受けている。舞妓には姉妹縁組をする習わしがあり、百子はすみれの義姉に当たる存在だった。

「白いハト」

舞妓が正月につけるかんざしは「稲穂とハト」の形をしていて、このハトには「憧れの人に目を入れてもらうと願いがかなう」というジンクスがあった。誰に目を入れてもらったという話題で舞妓たちが盛り上がるなか、すみれは自分のハトにまだ目が入っていないことに気づいて…。

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「あったかいお昼」

おかあさんが高級な牛肉を持って帰ってきた。さっそくキヨは牛肉を使った献立をあれこれと考えはじめる。一方、帰宅した舞妓たちは屋形の中が異様に寒いことに気づく。停電によって暖房器具が動かなくなっていたのだ。寒さに震える舞妓たちの前に、鍋を持ったキヨが現れて…。

「風邪の日は...」

おかあさんが熱を出して寝込んでしまった。キヨは「あったかいうどんを食べて休めばすぐに良くなる」と聞かされるが、京都の透き通ったおつゆのうどんの作り方を知らなかった。おかあさんに京都のうどんを食べさせてあげたいキヨは、作り方を聞き、食材を探しに出かけるが…。

「ご挨拶回り」

少しでも多くお座敷を経験させてもらえるように、すみれは花街のお茶屋さんを挨拶して回る「お茶屋さん回り」をしていた。相手が留守のとき、すみれは一筆箋にメッセージを書いて渡していた。あるとき、すみれはお茶屋のおかあさんから思いがけない理由で感謝の言葉をかけられる。

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「もうひとがんばりの夜」

花街では節分の日に芸妓たちが仮装をするのが慣例になっている。屋形の舞妓たちはその手伝いをするため夜遅くまで小道具や衣装を作っていた。しかし夜が更けるにつれて、疲れた舞妓たちが盛り上がって部屋は大騒ぎになる。騒ぎを収めるため、すみれは台所へ向かうが…。

「豆まき百景」

節分に豆まきをするため落花生を買ってきたキヨ。それを知った舞妓たちは大豆じゃないのかと疑問に思う。舞妓たちは落花生を投げ合って大騒ぎになり、おかあさんに叱られる。台所で落ちている落花生を拾い集めていたキヨは、幼い頃に青森の実家で行った節分を思い出すのだった。

「お気張りの飲みもの」

節分の日。舞妓たちは神社で舞の奉納や豆まきを行うなど忙しい時間を送っていた。疲れて座り込んだまま立てなくなった舞妓たちのために、キヨはホットレモネードを作る。一方、すみれはテキパキ動いて屋形を出て行くが、キヨはすみれが忘れ物をしていることに気がついて…。

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「おねがいごはん」

高級レストランで百子と食事をすることになったすみれだが、メニューを見ても何が書いてあるのかよくわからない。結局百子と同じ物を食べたすみれは、帰宅後に「うちはなにを食べたんやろう…?」と悩む。翌朝、すみれは台所でキヨに食べたい料理をリクエストするのだった。

「必死な妹と、その姉」

踊りの稽古が上手くいかず、すみれはもっと練習しなければと自分を戒める。屋形に戻ると、マラソンのテレビ中継にランナーとして走る百子が映っていた。何でもできる百子と自分を比べて落ち込むすみれ。だが百子の応援に向かったすみれは、そこで彼女の意外な一面を知るのだった。

「キヨちゃんはいつも通り」

百子がキヨを訪ねて屋形にやって来た。すみれの幼なじみだというキヨに百子は興味津々。コーヒーをいれるキヨの姿をじっと観察して時間を過ごす。帰ろうとする百子をキヨはごはんに誘う。メニューが豚汁だと知った百子は快諾して、料理をするキヨを眺めるのだった。

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「お休みギョウザ」

台所にあるにんにくを見て騒然となる舞妓たち。舞妓は香りの強い物を食べてはいけないため、にんにくを食べられるのは翌日が休みの者だけなのだ。翌日が休みのすみれは、にんにくたっぷりのギョウザを楽しみにしながらお座敷に出るが、そのせいで思いがけない言動をしてしまう。

「すーちゃんのお休みの日(前編)」

休みの日にすみれは、洋服を着て髪を下ろした普通の女の子の格好でキヨと一緒に街へ出かける。誰にも注目されず、観光客からカメラを向けられることもない状況に、すみれは開放感を覚えるのだった。買い物をしたりアイスを食べたりして、普通の女の子らしく過ごすすみれだったが…。

「すーちゃんのお休みの日(後編)」

休日をキヨと一緒に過ごしたすみれは、最後にキヨがいつも買い物をしているスーパーへ行くことにした。そこですみれはキヨをまねて買い物をする。屋形に戻ったすみれはキヨの仕事を手伝い、舞妓たちのためにごはんを作ることで、舞妓を送り出す側の気持ちを知るのだった。

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