アイドリー プライド (2021)
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Risa Iraha — Art Designer
Episodes 12
誰もが答えを探してる
琴乃とさくら、そして同じアイドルグループのメンバーとなった白石沙季、白石千紗、成宮すず、兵藤雫。6人はデビューに向けて、毎日基礎トレーニングに励む。さらに琴乃の親友・伊吹渚もメンバーに加わるなか、琴乃はまだグループに溶け込めずにいた。そんなとき、星見プロに大人気アイドルグループ・LizNoirがやってくる。彼女たちからレッスンを受けることになった琴乃たちは、LizNoirの圧倒的な実力を目の当たりにする。
Read Moreもっともっとボリュームを上げて
LizNoirとのレッスンが刺激となり、今まで以上に練習に励む琴乃たち。しかし牧野は、今のグループに“何か”が足りないと感じていた。そんなとき無邪気な少女・早坂芽衣と偶然出会う。彼女に“何か”を感じた牧野は、芽衣をグループにスカウト。芽衣の加入によりメンバーの間に笑顔が増え、いっそう練習に力が入っていった。そしてグループのデビューが近づくなか、牧野は琴乃とさくらのどちらをリーダーにするのか決断を迫られる。
Read Moreかけがえのないステージを
かつて麻奈がデビューした星見まつりの特設ステージで、琴乃とさくら、2グループのデビューライブが決まった。来たるべき日に備えてデビュー曲の振付けやボイストレーニングに励む10人。さらにメディアへの出演や宣材写真の撮影も始まり、大忙しの日々を過ごす。そして、ついにライブ当日。さくらがリーダーを務める「サニーピース」と、琴乃をリーダーとする「月のテンペスト」は、アイドルの頂点に向かって大きな一歩を踏み出す。
Read MoreShining Smile
季節は夏真っ盛り。デビューライブ以降、月のテンペストとサニーピースは仕事をこなしつつ、順調にライブバトルで勝利を重ねていく。彼女たちへの注目度が高まるなか、かつて麻奈が決勝まで進んだNEXT VENUSグランプリが3年ぶりに開催されることが決まる。それを聞いて迷わずエントリーを決意するリーダーの琴乃とさくら。その後、ひさしぶりに1日オフをもらった彼女たちは、思い思いの夏休みをぞんぶんに満喫する。
Read Moreもらった勇気を抱きしめて
本選1回戦を突破した月のテンペストとサニーピース。2回戦が始まる前、琴乃は3年前のNEXT VENUSグランプリ決勝で麻奈が歌う予定だった新曲を、さくらに歌ってほしいと言う。時を同じくして世間では、さくらに移植された心臓が麻奈の物ではないかと騒がれ始める。さまざまな思いを胸に抱えつつも、琴乃の希望を叶えようとするさくら。そんな彼女を前にして麻奈は初めて、琴乃とさくらに託したたったひとつの願いを口にする。
Read More自分だけじゃ辿り着けない場所
サニーピースはセミファイナルで、無敗のアイドルグループ・TRINITYAiLEとの対戦が決まる。記者会見の控え室で出会ったTRINITYAiLEのセンター・天動瑠依の前でさくらは、今後は麻奈の歌は歌わずサニーピースだけの歌で頂点を目指すと宣言する。かたや事務所の社長で父でもある朝倉が認める最高のアイドル・長瀬麻奈を超えるため、全力でアイドルの頂点に立とうとする瑠依。情熱を燃やす2グループによるライブバトルの行方は……?
Read Moreサヨナラから始まる物語
NEXT VENUSグランプリのファイナルに進出した月のテンペストとサニーピース。対戦当日の夜明け前、デビューライブのステージ前に集まった10人はお互いに全力で戦うことを誓い合う。会場には大勢のファンはもちろん、よいライバル関係を築くことができたLizNoirやTRINITYAiLEも駆けつける。そしてステージの幕が開いた。全身全霊のパフォーマンスを披露する10人。笑顔の少女たちを、麻奈は温かい眼差しで見守っていた。
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